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こんにちは、オイチです。
美容院で白髪染めのカラーリングをやめた日からほぼ二ヶ月経ち、今、白髪の部分はヘアカラートリートメントを使って自分で染めています。
やり方は、お風呂の前に伸びてきた白髪の根元や色落ちが気になる所にヘアカラートリートメントをぬって、シャワーキャップを被り、お湯が入るまでの間と湯船に暫く浸かる間、放置。
体が温まったら、ヘアカラートリートメントを洗い流し、普通に髪を洗って、コンディショナーをするという至って普通のお風呂ルーティンです。
美容院で白髪染めのヘアカラーをしたあとは、暫く髪のキシキシが気になってました。
でも、今やその感覚はなく、髪の手触りは以前よりやわらかくなっているように感じます。
このままヘアカラートリートメントで白髪を隠し続けるより、いっそグレイヘアに移行してみようかと想い始めています。
なぜグレイヘアに移行しようと思ったのか
わたしは、気づけば20年間白髪染めをしていました。
月に1回の美容院通い、頭皮への刺激、染めてもすぐに目立つ根元……。
そしてある日、「いつまで続けるんだろう?」と疑問を持つようになりました。
ずっと、「染めない」選択肢があるなんて思いもしなかったのですが、調べてみると、素敵なグレイヘアの女性の記事がたくさんありました。
グレイヘアの女性の写真やインタビューを読み漁るうちに「年令を重ねることを隠さなくてもいい、楽しめばいいんだ」と思えたんです。
自然体で年齢を楽しむ選択ができるようになったのが、グレイヘアへの移行のきっかけです。
グレイヘアにする前に知るべきこと
グレイヘアってなに?

「グレイヘア」は、2018年に「ユーキャン新語・流行語大賞」にノミネートされたこともある言葉です
フリーアナウンサーの近藤サトさんが2018年5月に、伸びた白髪を隠さずにテレビ出演したことがキッカケとなりました。
「グレイヘア」は、単に、白髪の別の言い回しという事ではなく
- 年齢に抗わず、ありのままの自分を受け入れて自然に生きること
- 白髪は、加齢の象徴でなく個性の表現である
- 加齢とともに生じる白髪を染めるのではなく、白髪交じりの髪色や髪質を活かし、自然のままに保ったヘアスタイル
このような意味を持っています。
2018年から随分と時は経過して、そして、この考え方に賛同する女性も年々増えています。
グレイヘアにする前に知っておきたいこと

完全にグレイヘアに移行するまでにどのくらいが掛かる?
髪は1ヶ月に約1センチ伸びます。
今、ショートヘアであったとしても、移行するまでには1年以上かかることもあります。
髪が長いほど、その長さまで白髪を育てるのに時間がかかるのです。
時間がかかりすぎることに耐えられず、途中で諦めてしまう人もいます。
伸ばすまでの間に、見た目の問題やココロの持ち様など、様々なことにも悩まされ、そのためにグレイヘアへの移行をやめてしまう人も多いそうです。
グレイヘアに適した白髪の割合は?
グレイヘアにするためには、髪の全体量に対しての白髪の量もある程度必要です。
白髪の量が多いほど、グレイヘアにむいています。
理想は、白髪率80%以上
少なくとも、40~50%は必要です。
もしも白髪の量が少ないときは、直ぐにグレイヘアにするより
10%以上なら、白髪染めのカラートリートメントで
10%以下なら、おしゃれ染めのヘアマニキュアやヘアトリートメントで
カバーしながら、グレイヘアに最適な白髪の量になるまで待つことも可能です。
白髪の量によって、できる対応がかわります。
もちろん、白髪の量が少なくても、グレイヘアの移行にチャレンジすることはできます。

自分の担当の美容師さんに、相談したり聞いたりしてみるのもいいね
グレイヘアにするには覚悟がいる?
見た目の変化にどう向き合う?

白髪を染めないことで、見た目が老けることは往々にしてあります。
老け具合が自分の想像以上だと、より、躊躇してしまうかもしれません。
自分の見た目を受け入れることができず、移行する事をやめてしまうケースもあります。
それ以外にも、
グレイヘアやその見た目に対する家族の反応、友達の態度(白髪を話題にしない等の遠慮感)や視線、すれ違うだけの周りの人たちの視線が気になる等で、心が疲れてしまって、移行を途中でやめてしまう人もいます。
この問題は、グレイヘアと向き合い、自分の気持ちを整理して「自分は敢えてグレイヘアを選んでいる」といえるなら、乗り越えられる気がします。
ヘアケアはどう変わる?

グレイヘアをキレイに保つためにヘアケアはかかせません。
黒髪には、髪を黒くする成分のメラニン色素が入っています。
加齢とともに、メラニン色素が作られなくなることで白髪になり、メラニン色素が失われることで髪の中に空洞ができてパサつきやすくなります。
シャンプー後、髪を乾かす度に水分と共に髪の中の成分も出てしまい、髪はどんどん乾燥します。
また、空洞ができたことで、髪が歪んだり、うねりや縮れがでて、クセのある髪質に変わります。
この黒髪特有のメラニン色素が、黄ばみの原因にもなります。
黄ばみの原因は、汗や紫外線やパーマ液の場合もあります。
- シャンプーの後は、コンディショナーよりもトリートメントを使う
- 髪を乾かす前にオイルやトリートメントを使う
- 黄色の反対の色の紫で黄ばみを消してくれる効果がある紫シャンプーを使う
- 美容院で定期的にカットをして、清潔感を保つ

お手入れが行き届いていない印象を与えないためにも、日々のケアが大切になるね
グレイヘアの自分を楽しむマインドセット
グレイヘアに移行すると、これまでの洋服やメイクなどが合わなくなったり、老けて見えたりすることがあります。
けれど、グレイヘアになった新しい自分にあうメイクや洋服や小物をとりいれることで印象を変えることができます。

グレイヘアの自分自身を楽しみながら、今の自分にあう色や小物をみつけたり、新しいスタイルやおしゃれに挑戦したり、いろんなことを柔軟に取り入れる姿勢が重要になります。
- 洋服 ワンポイントでも色味のあるものを選ぶ
- 洋服 黒色の洋服とグレイヘアは相性が良い
- メイク 眉はしっかりと書く
- メイク 目元はアイラインで目の輪郭をはっきりとさせる
- メイク チークとリップで血色感をだす
- 健康的に見せること
- 清潔感と血色感を出すように気をつけること
グレイヘアに移行する方法は?

先ずは、大きくふたつにわかれます。
美容院のチカラを借りるのか、自分のチカラで移行するのかです。
美容院のチカラを借りれば、費用はかかりますが移行する間の白髪が気になるストレスは減ります。
自分のチカラで移行する場合は、費用は抑えられますが、手間と時間がかかります。
美容院で施術しながら移行する
今まで染めていた髪から色を抜くために、髪全体をブリーチする
その後、淡い色味に染める(一度のブリーチで白髪ほどの明るさにはならないので、様子を見ながらこの工程を何度か繰り返す)
メリット 短い期間でグレイヘアに移行する事ができる
デメリット 頭皮や髪がダメージをうける
髪を部分的に(筋をいれるように)ブリーチし、そこにハイライトカラーやヘアカラーを入れて、今まで染めていた髪と白髪をボカす(様子を見ながらこの工程を繰り返す)
メリット 白髪と今の髪をボカシながら伸ばすので白髪が気になりにくい
デメリット 部分的にブリーチした髪がダメージをうける
伸びてくる白髪をヘアカラーやヘアマニキュアで段階を踏んで色味を調整しながら徐々に移行してゆく(色味を調整しながら移行できるのは美容師さんの技術の賜物)
メリット ストレスなく徐々に移行できる
デメリット 移行に時間がかかる
個人のチカラで移行する
白髪染めをやめたら、そのまま地毛を伸ばして移行する
メリット 頭皮や髪にダメージなく、セルフカラーリングなどの手間もない
デメリット 完全に移行するまで白髪と染めていた境目が目立つ(見た目が気になる)
伸びてきた白髪や色落ちした所を、カラートリートメントやスプレーなどを使って自分で染めて、白髪と染めていた髪の境をボカシながら白髪を育てる
メリット 頭皮や髪にダメージなく、自分でできる
デメリット セルフカラーリングなどの手間がかかり、移行にも時間がかかる
染ムラや染残しができる(特に見えづらい後頭部や頭頂)

自分が何を重要視するのか(コスト、見た目、手間)をよく考えて、どの方法にするか選ぶといいね
わたしが選んだのは
ショートヘアのわたしは、「カラートリートメントやスプレーなどで白髪をカバーしながら伸ばす」方法を選びました。
ヘアカラートリートメントで境目をぼかしながら、無理なく、自然な変化を楽しめそうだと思ったからです。
正解は、人それぞれ
自分の暮らしや価値観に合う選択がいちばんです。
*ヘアカラートリートメント選びに興味がある方は、こちらの記事も読んでみてください。
まとめ|グレイヘア移行は”自分らしさを取り戻す第一歩”
グレイヘアに移行する前に知っておくべきことまとめです。
- 時間がかかること
- ある程度の白髪の量が必要なこと
- グレイヘアでいるために必要なこと
- 毎日のヘアケア(保湿や黄ばみ対策)
- グレイヘアにすることで起きる心の変化への対応
- グレイヘアにすることで努力が必要になる事柄ができること
グレイヘアは、ただ白髪を染めないということではないです。
- 自分の自然な姿を受け入れる
- 年齢や変化を楽しむ
- 手間や時間をかけても”自分を大切にする”選択
この一歩が、あなたらしい新しいスタイルのはじまりになりますように。
