菌ちゃん農法に必要な有機物の探し方|身近な落ち葉や雑草を見つけるコツ

畑じかん

こんにちは、オイチです。

菌ちゃん農法で野菜を育てるには、「有機物」が欠かせません。
有機物は、菌ちゃん農法の主役である糸状菌(しじょうきん)のエサになり、土を元気にしてくれます。
「うねたて」のときに有機物をたっぷり入れておくことで、糸状菌が活躍し、野菜が元気に育つ環境が整います。

でも、有機物ってどこで手に入るの?

そんな疑問を持つ方のために、今回は身の回りで見つけられる有機物の探し方をご紹介します。
郊外や田舎はもちろん、まちなかでも工夫次第で集められますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

菌ちゃん農法の必需品、有機物とは?

有機物とは、落ち葉、枯れ草、ススキ、雑草、小枝など自然の中にある「分解されて土に還る素材」のこと。

菌ちゃん農法では、これらの有機物をうねに入れて、土の中の微生物、とくに糸状菌のエサにします。
たっぷりの有機物で土の中の命が活発になり、ふかふかの土になります。

公園の落ち葉を活用しよう

公園に落ちている落ち葉の様子
公園を見渡すと、あちこちに落ち葉があります!

地域の公園には、落ち葉がたくさんあります。とくに木の下や風の吹きだまり、植え込みの中などは落ち葉が溜まりやすいポイント。


ほうきとちりとりを持って掃除すれば、公園がきれいになるうえに有機物も手に入ります。

ただし、公園によっては持ち帰り禁止のところもあるため、事前に市役所や監理団体に確認してからにしましょう。


溝の落ち葉や草を集める方法

溝にたまった落ち葉の様子
溝をみてみると、落ち葉がいっぱいです!

道沿いの溝には、雨や風で飛ばされて落ちた落ち葉や雑草がよく溜まっています。

これらを掃除すると、溝の水はけが良くなり、完遂対策になるという地域貢献も!
一石二鳥の活動としておすすめです。

水気が多い場所なので、作業時は長靴や手袋を忘れずに。

道端の雑草を安全に活用するコツ

道のそばに残された枯れた草の様子
道端にも、雑草がたくさんあります!

歩道のすみに目をやると、枯れた雑草が放置されていることがあります。

こんな風に冬になると枯れた状態で放置されていると回収しやすいです。

こういった草も、立派な有機物になります。

ただし、交通量の多い道路沿いは危険なので、歩道や裏道など安全な場所で作業しましょう。

無料で有機物をもらえる場所とは

無料で有機物を譲ってくれるところの看板例の様子
こんな風に看板が置かれているところがあります!

郊外に行くと、こんな風に、看板を立てて無料で譲ってくれるところがあります。

地元の農家さんが不要なものをでしてくれているケースです。
こうした情報は、地元の直売所など聞いてみると得られるかもしれません。

散歩中に見つけた意外な有機物スポット

散歩などで普段通らない道を歩いてみると、有機物の宝庫が見つかることがあります。

たとえば:

  • 休耕田に生えているススキ
  • 河川敷などに生えているアシの枯れた茎
  • 道路脇の林の中の落ち葉
  • 道の脇に生い茂った雑草

休耕田などは、持ち主が分かる場合は、一声かけて許可をもらっておくと安心です。

河川敷は危険な場合もあるため、土木業者の方が川を清掃しているときなどに、声をかけてみるのが良いと思います。

休耕田や河原にある有機物の様子
休耕田は、菌ちゃん農法にピッタリのススキが大量に!       川の中にもアシの枝が大量にあります!
山道の道路脇にある有機物の様子
道路脇の林などにも、落ち葉がたくさんあります!
道をの脇道の残された枯れた草の様子
散歩などで脇道にはいったりすると、こんな場所があります!

まとめ|有機物は案外すぐそばに!

「有機物なんてない」と思っていても、意識して周りを見渡すと、意外とたくさん見つかります。
落ち葉、枯れ草、ススキ……。どれも自然にある素材であり、菌ちゃん農法の宝物です。

雑草を刈る、公園や溝を掃除するなど、地域をきれいにしながら手に入れられるのも、これらの方法のいいところです。


畑全体で実践するにはそれなりの量が必要ですが、小さなスペースやプランターなら、少量でも始められます。

ぜひご自分のまわりを見回して、身近な有機物を探してみてくださいね!

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